政事

その言葉を待っていた

民主党の小沢一郎さんが、アメリカ大使のテロ特措法の延長要請をはねつけた。「対等な日米関係を目指す」という。その言葉を待って、政権の批判を繰り返してきた。野党は真の愛国者となった。 無理が通れば道理が引っ込む。大量破壊兵器はとうとう見つからな…

国会では、ゆっくりとしたアメリカ離れがはじまる

国会の状況のおさらい 民主党・社会民主党・国民新党の野党連合は、先週の参議院選挙で過半数の議席を制した。そのため、野党側は法案を参議院に先に提出して可決してみたり、与党が衆議院を通してきた法案を参議院で否決することもできる。 与党は衆議院で…

ほんとうに壊れた自民党

野党的な人物を擁して永久政権を維持 自由民主党は、危機に陥ると、冷や飯食いの左派勢力に総理総裁の座を譲ることにより、国民の支持を回復してきた。いってみれば、野党的で首相が務まるような人物を、常に抱えていた。 自民党の主流派の中でも岸信介、佐…

メディアの任命責任?

きょうは、昼に外食のカレー、夜は家でヒヨコ豆とトマトのカレーを食べた。 参議院選挙が近づいてきて、安倍内閣の無能さ、決断力のなさが日に日に明らかになってくる。問題を起こした閣僚のひとりもクビにすることができず、ひとりは自殺に追い込まれたし、…

『保守』の看板(3)

日曜日の安倍さんと小沢さんの党首討論を、今日になって見た。 土曜日に久間防衛相の「原爆投下は(アメリカの立場に立ってみれば)しょうがない」という発言があったので、民主党の小沢さんは「原爆投下について、あれは悪いことだとアメリカに伝える気はある…

『保守』の看板(2)

『保守』という言葉は、冷戦時代の名残からか、まだ自由主義や右翼的な方向性を指すものとして使われている場合が多い。 しかし、ここでは本来の字義に立ち戻ってみたい。日本人が『保守』主義と言う場合には、日本の伝統や心の底に流れる考え方を尊重するこ…

『保守』の看板(1)

自民党はもう保守政党じゃないよ。『保守』の看板を下ろすときだね。 小泉さんのときには、親切に「自民党は変わった、改革政党になった」とちゃんとみんなに教えてくれている。 改革政党になったということは、もう保守政党じゃないということなんだから、…