きな粉入りチキンカレー
友人が遊びに来たので、ちょっと気合の入ったカレーを作った。ルウが、小麦粉ではなくてきな粉なのは、タンパク質をたっぷりとって、マッチョになるためである。
- 材料(ニ人前)
- 作り方
- 下ごしらえのため、ボールを用意する。鶏肉は一口大に切る。しょうがとにんにくは皮をむき、おろし器でおろす。これらをヨーグルトとともにボールに入れてかき混ぜる。できれば1時間寝かせておく。
- 「下ごしらえ」は寝かせたままで、フライパンにごま油を敷き、ベイリーフの葉、フェンネル、カルダモン、マスタード粒のスパイス類に軽く火を通す。香ってきたら、玉ねぎを投入。強火で混ぜながら炒めるが、インドカレーと違って、この場合は少し焦がしてしまうくらいが香ばしくてよい。玉ねぎを軽く焦がしたら、「下ごしらえ」、エリンギ、なす、きな粉を投入。今度はきな粉をわずかに焦がすくらいに軽く炒める。
- 最後に残りの材料「煮込むもの」を投入して、時々かき混ぜつつ煮込む。汁気がほとんど飛んだらできあがり!
- 参考
- 費用・・・600円
- 栄養(一人前)・・・445kcal(タンパク質36.0g、脂質13.5g、炭水化物50.0g、食物繊維18g)
カレールウは普通は小麦粉で作るけど、ご飯にかけることを考えると、それは炭水化物に炭水化物をかけているに等しい。関西のお好み焼きライスのように、栄養を考えればありえない食べ物のひとつだ。小麦粉をきな粉に替えてみたのが、拙者の工夫である。きな粉はタンパク質がたっぷりなので、皮をとった鶏肉と合わせて、マッチョ製造カレーとなるのである。
玉ねぎやきな粉を焦がすのは、怪我の功名だ。友人に玉ねぎを任せていたのだが、料理に慣れていないため、加減がわからず焦がしてしまった。それがかえって、香ばしさを出して馬勝った。
かなり濃厚で複雑な味わいになる。カレーは好きだが、体型の気になる方は、だまされたつもりで、作ってみてほしい。